サブマリン山中 下半身強化競輪トレ 本職同級生・松岡が熱血指導

[ 2016年1月11日 05:30 ]

競輪選手の松岡孝高(左)と熊本市内で競輪トレを行ったヤクルト・山中(右)。中央はソフトバンク・山田

 ヤクルト・山中が地元・熊本県の熊本競輪場で「競輪トレ」に挑んだ。必由館野球部の同級生で競輪A級の松岡孝高(30)の指導の下、アップとして30分間のトラック周回。1キロの計測では松岡が1分8秒台で走るところを、1分31秒44だった。

 全力で40秒間自転車マシンをこぐ「パワーマックス」も体験。あまりの過酷さに倒れ込んだサブマリンは「下半身トレーニングの一環。絶対に野球につながるし、いいトレーニングになりました」と汗を拭った。

 下手投げは下半身の負担が大きく「永遠のテーマ。下半身を使って投げると大きな力を生むのでそこを意識したい。もっと太く使える筋肉にしたい」と64センチを誇る太腿をさらに強固にする。昨季は球団では58年に開幕から9戦9勝した「カネやん」こと金田正一以来の開幕6戦6勝でリーグ制覇に貢献。燕の「ヤマやん」はさらなる飛躍に向け、80キロ台の超スローカーブ習得を目指す。「緩急を使って勝負し、目標は連覇に貢献して日本一に挑戦すること。石川さん、小川に続く投手にならないと」と自覚をにじませた。 (町田 利衣)

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