田中正義始動に女子アナ来た!スカウトも8球団「ちょっと動じた」

[ 2016年1月9日 13:49 ]

キャッチボールをこなす田中

 東京新大学リーグの創価大が9日、東京都八王子市の同大グラウンドで始動した。今秋ドラフトの超目玉に挙がる156キロ右腕・田中正義投手(3年)の取材に、報道陣はテレビ東京の狩野恵里アナウンサー(29)も駆けつけるなど、テレビ6社を含む19社、約50人が集結。田中はフィーバーぶりに「昨日から広報の方に“凄い(大勢)来るよ”と言われてたのでだいたい予想通りでしたが、ちょっと動じました」と驚きの表情を浮かべたが、「正直、ちょっとやりづらい部分はあるけど、自分のやることは変わらない」とトレーニングに集中して坂道ダッシュなどで汗を流した。

 スカウトもソフトバンク、ロッテ、楽天などパ・リーグ全6球団を含む8球団、計10人が訪れ、田中に熱視線を送った。自ら志願して主将にも就いた田中は「自然と体がやりたくなった」と年末年始も無休でトレーニングに励んだ。「全体的に球の精度をレベルアップさせて、リーグ戦では最低5勝はしたい。大事な試合は全部投げたい」ときっぱり。「全員が日本一になりたいと心の底から思って戦えたら日本一になれると思う。とにかく日本一になりたい」と力を込め、色紙に「大学日本一」と目標を記した。

 岸雅司監督は「これだけ大勢の方に来ていただいてビックリ。こういう光景は夢にも思わなかった。野球部が変わる大きなチャンス」と笑顔。「正義はまだまだピークじゃない。のびしろがある」とさらなる成長に期待を込め、「正義は正義ゆえに勝って本当に凄いと証明されると思う。正義1人ではてっぺんには行けないので、ほかの投手が出てこないといけない。リーグ戦は全勝優勝して大学選手権にいきたい。誓願の日本一をうちがやる、が今年のスローガンです」と話した。

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2016年1月9日のニュース