コボスタ、天然芝張り付けスタート「開幕へ気が引き締まる」

[ 2016年1月9日 12:11 ]

天然芝の張り付けを行う作業員

 改修工事が進められている楽天の本拠地・コボスタ宮城で9日、天然芝の張り付けが始まった。作業員が本塁から三塁ベースに向かって幅76センチ、長さ約10メートルの芝のロールを専用の重機で広げ、隙間が出来ないよう手作業で微調整を行った。

 天然芝は1週間で張り終える予定で、約2カ月をかけて養生する。寒冷地の仙台で少しでも芝の生育が良くなるよう、天然芝の下から温風を吹き込むなど土壌温度・水分の管理の管理を行う「サブエアシステム」を国内球場では初めて導入した。川田喜則スタジアム部長は「貼り付けが始まり開幕に向けて、気が引き締まる」と話した。

 楽天はコボスタ宮城を世界に誇れるボールパークとして改修を進めており、左中間には観覧車も設置予定。川田部長は「今回の改修工事は天然芝だけでなく、レフト側に公園ができ、大型ビジョンやダグアウトも変わる。お客様に驚きと感動を伝えたい」と語った。

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2016年1月9日のニュース