元カージナルス職員、法廷でハッキング認める 懲役5年の可能性も

[ 2016年1月9日 09:47 ]

法廷を出るクリス・コレア氏 (AP)

 アストロズから選手情報を不正に入手した疑いがあるとして米連邦捜査局(FBI)などの捜査対象になっていたクリス・コレア氏(35)が8日、ヒューストンで行われた裁判でその容疑を認めた。判決は4月に言い渡され、最高で5年の懲役と25万ドル(約2930万円)の罰金を科される可能性がある。

 コレア氏はカージナルスでスカウト部長を務めていた昨年6月、アストロズのデータベースへ不正アクセスを実行。これを認めたために、その後、カージナルスを解雇された。データベースには2013年から14年にかけてのトレード交渉の内容などが入っていたという。

 アストロズのルノーGMは2011年までカージナルスのフロントに在籍しており、その当時に統計分析を担当していたコレア氏が、同GMの使用していたパスワードを悪用した可能性が高いとされている。

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