福浦に由伸監督からエール「2000安打達成してくれ」

[ 2016年1月9日 05:30 ]

契約更改前にQVCマリンで自主トレをする福浦

 ロッテ・福浦がQVCマリンで大トリで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸4500万円でサイン。球団生え抜きでは、85年の有藤通世(スポニチ本紙評論家)以来となる通算2000安打まで88本と迫る40歳は、同学年の巨人・高橋監督からエールを送られたことを明かした。

 監督就任直後に電話をすると「ベンチで見ているから、2000安打を達成してくれ」と激励されたという。現役時代から1月の沖縄自主トレでは顔を合わせていただけに「同世代がいなくなると寂しい」としみじみ語りながらも、自身は「毎年が勝負」と闘争心は衰えていない。球団には、若手が年末年始もQVCマリンで自主トレができるように要望するなど、兄貴分としても健在だ。

 昨季は73試合で47安打。今季中の達成は決して楽な道のりではないが、「幕張の安打製造機」は23年目のシーズンに向けて「勝利に貢献できる安打を打ちたい。代打ではなく、最初から出られるように準備する」と定位置獲りを誓った。通算1753安打でバットを置いた高橋監督の思いも背負い、大台を目指す。(渡辺 剛太)

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2016年1月9日のニュース