巨人 大竹、昨季3勝から巻き返す 下半身強化へ「追い込んでいる」

[ 2016年1月7日 19:29 ]

「スピードレジスター」と呼ばれる器具を使って負荷を掛け、下半身強化のメニューに取り組む巨人・大竹(左)と阿南

 巨人・大竹が7日、愛知大で阿南とともに行っている自主トレを公開した。昨季3勝と苦しんだ右腕のオフのテーマは、下半身の徹底強化。昨年10月から、初めて下半身の本格的なウエートトレーニングを導入しており「筋肉痛が取れないくらい、その都度その都度追い込んでいる感じです」と話した。

 重点的に取り組んでいるのはスクワットで、ハーフ(半分まで腰を落とすメニュー)では以前100キロ程度のバーベルで行っていたのが、今は150~160キロをこなすまでパワーアップ。ズボンもきつくなり「パンパン。(尻が)でかくなったと言われますね」と笑った。グラウンドでも下半身強化のメニューを消化。「スピードレジスター」と呼ばれるナイロン製のチューブを、阿南と互いに負荷を掛け合いながら、さまざまな体勢で引っ張った。ラグビー日本代表も昨年4月の合宿で取り入れていた練習だ。

 最後はフォームを確かめながらキャッチボールを行い「思うように体が使えている感じはある。軸がしっかりしてきた」とトレーニングの効果に手応え。昨季の雪辱に向け、「やる、ということだけ。やることしか考えていない」とシンプルな言葉に決意を込めた。

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2016年1月7日のニュース