米殿堂入り発表間近、グリフィー氏ら豪華な顔ぶれ 野茂の女房役の名も

[ 2016年1月5日 14:04 ]

マイク・ピアザ氏 (AP)

 米国野球殿堂は6日(日本時間7日)に2016年の殿堂入り選手を発表する。昨年は60年ぶりに4人が選出されたが、新たに候補となった15人を含めて今年も豪華な顔ぶれが並ぶ。

 その新たな候補で殿堂入りが確実視されているのは、マリナーズなどでメジャー歴代6位の通算630本塁打を放ったケン・グリフィー氏(46)、また、パドレスなどで歴代2位の通算601セーブをマークし、同じく候補1年目のトレバー・ホフマン氏(48)も多くの票を集めそうだ。

 殿堂入りは全米野球記者協会に在籍10年以上の記者による投票で75パーセント以上の得票が必要。新候補者以外では2013年に57・8パーセント、14年は62・2パーセント、そして昨年は69・9パーセントと徐々に票を伸ばしているマイク・ピアザ氏(47)の存在も米国のメディアは注目している。同氏は通算427本塁打を放ち、捕手として出場した試合での396本塁打はメジャー史上最多。また、ドジャース時代には野茂英雄氏の女房役として日本のファンにもお馴染みの選手だった。

 その他、昨年の得票率を見ると、アストロズ一筋15年間で通算449本塁打のジェフ・バグウェル氏(47)は55・7パーセント、俊足巧打の外野手としてエクスポズ(現ナショナルズ)などで通算2605安打、808盗塁を記録したティム・レインズ氏(56)が55パーセントとしている。

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