ロッテ 球場を“お菓子の家”に 外野ポールはトッポ色!?新規ファンを

[ 2015年12月26日 05:30 ]

お菓子の球場?を前に笑顔の山室社長

 夢いっぱいの「お菓子の球場」だ。ロッテの山室晋也球団社長は仕事納めの訓示の中で「童話の世界のような遊び心のある球場にして女性や子供に喜んでもらいたい」と構想をぶち上げた。QVCマリンの大幅リニューアルと新しいサービスの導入で、新規ファン層を掘り起こす。

 今季の観客動員数は約132万人で、3年連続の12球団ワースト。来季こそ最下位から抜け出すため、山室社長は「球場内でのお菓子作り体験や、チョコレートフォンデュができるコーナーがあってもいい」とプランの一端を明かした。さらに、外野ポールをロッテの主力商品「トッポ」やチョコレート色に塗装する案も披露。野球協約にポールの色を規制する項目はなく、審判員が判定を下す際に支障がなければ問題ないという。広島のマツダスタジアムのような「バーベキューシート」の設置には年明けから本格的に着手する。

 親会社とコラボした球場限定の商品も販売される予定で、選手の似顔絵がプリントされた「コアラのマーチ」の発売などの案も浮上している。実現すれば、QVCマリンが魅力あふれるボールパークへと生まれ変わる。 (重光 晋太郎)

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2015年12月26日のニュース