札幌Dに「中田シート」つくる!「球場に来られない子供を招待したい」

[ 2015年12月21日 05:30 ]

記念撮影で子供たちに囲まれ笑顔の中田

 日本ハム・中田が、札幌ドームでの「中田シート」設置に意欲を見せた。福岡県大牟田市内で行われたチャリティー野球教室にソフトバンク・福田とともに参加。

 集まった募金額で孤児や障がい児をヤフオクドームに招待する予定だが、中田は自身の本拠地にも思いを巡らし「北海道は広いから、札幌ドームに来られない子供が特に多い。機会があれば、札幌ドームでも(招待を)やりたい」と前向きに話した。

 球界を代表する立場としての自覚と責任。不動の4番は、グラウンドを離れても存在感を発揮する。「“選手はこんなに体が大きいんだ”というところを見せてあげたい」。現在、左翼ポール際に「ローソン」提供の「中田翔フルスイングシート」が存在するが、一個人として社会貢献活動の必要性を説いた。

 前日も大阪府内で野球教室を行い、熱血指導。この日は午前5時半の起床で大阪から駆け付けたが、デモンストレーションのロングティーでは、ウオーミングアップなしで6スイング中、5本の柵越えを放ち「(スタンドに)入って良かった」。地元・ソフトバンクに染まる九州の子供たちのハートもグッとつかんだ。 (柳原 直之)

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