黒田 球界最高6億円でサイン、2億円増 オリ金子の5億円抜く

[ 2015年12月17日 15:16 ]

年棒6億円+出来高で契約し会見する広島・黒田

 広島・黒田博樹投手(40)が17日、マツダスタジアム内で契約更改交渉に臨み、今季年俸4億円から2億円アップの年俸6億円プラス出来高払い(推定)でサイン。オリックス・金子を抜き、現時点での球界最高年俸となった。

 黒田は8年ぶりの復帰となった今季、先発陣の軸として26試合に登板。11勝8敗、防御率2・55の成績を残した。シーズン後から来季の進退を保留してきたが、今月8日に球団側に現役続行を伝達。「球団、ファンの人を含め、いろんな人に“まだやれる”と言ってもらった。それに応えないといけない。それもプロとして、しないといけないこと。あとはウチの若い投手に“来年もよろしくお願いします”と言ってもらって、社交辞令かもしれないけど、なかなかここでやめるという決断ができなかった」と理由を話した。

 2億円の大幅アップで現時点での球界最高年俸となった。「成績だけでなく、帰ってきてくれたときに社会現象のようなことが起きた。彼に関するグッズも想像を絶するほど売れた。彼は経営にも貢献してくれているし、その部分も考慮した」と鈴木球団本部長。日米通算200勝にあと7勝とした状態で迎えるシーズンに向け黒田は「やる以上は1つ、でも多く勝ちたい。それ(200勝)も1つのモチベーションになるのではないか」と話した。

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