17歳の挑戦 横浜高控え内野手 夢はプロ審判員「一番近くで野球見られる」

[ 2015年12月17日 09:12 ]

素早い判断で打撃妨害を宣告する横浜高の高橋さん

 第3回「NPBアンパイア・スクール」が16日、さいたま市のロッテ浦和球場で報道陣に公開された。女性2人を含む17~65歳の50人が参加し、プロ野球の審判員から指導を受けた。14~19日の日程で行われており、成績上位者は来春キャンプに参加。合格者は研修審判員契約、独立リーグへの派遣を経てプロの審判員として採用される。21日からは兵庫県の鳴尾浜球場でも開催される。

 最年少の17歳で受講した横浜高3年の高橋修人(しゅうと)さんは「修人という名前はバスケ好きの両親が付けたのですが、審判が一番近くでずっと野球を見られる職業だと思った」と話した。横浜高では浅間、高浜(日本ハム)の1学年下で、控え内野手として2年秋、3年春はベンチ入り。高校時代から野球規則本を読み込み、引退後は後輩の練習試合で塁審も務めてきた。渡辺元智前監督(71)からは「“おまえが受かったら見に行くよ。だからチケットよこせよ”と言われました」と照れ笑いしていた。

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2015年12月17日のニュース