中日・浅尾 セットアッパーで完全復活を「決めました」

[ 2015年12月17日 05:30 ]

名古屋市立西部医療センターで患者の前でトークショーを行う中日・浅尾(中央)ら5選手

 中日の浅尾拓也投手(31)が16日、闘病中の子供たちにセットアッパーでの完全復活を誓った。若松らと名古屋市北区の名古屋市立西部医療センターを慰問。11年に中継ぎ投手で初のリーグMVPを獲得するなど、かつて最強と称されたセットアッパー役で輝きを取り戻す覚悟を見せた。

 トークショー中に患者に「来年は先発でよろしくお願いします」と激励を向けられ、感謝しながらも言い切った。「自分がどうやって生き残れるかを考えた時に、経験のある中継ぎでやろうと決めました」。2軍再調整を命じられた今年5月2日には森ヘッドコーチが「ゆくゆくは先発で、という時期に来ている」と発言。一時浮上した先発転向案を自らの力で封印する姿勢で、「後ろの投手が固定されているなら先発も考えたけど、まだチャンスがある」と力を込めた。 (山添 晴治)

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2015年12月17日のニュース