馬原 現役引退 07年セーブ王も今季登板は9試合のみ

[ 2015年12月15日 05:30 ]

現役引退を発表した馬原

 オリックスを自由契約となった馬原孝浩投手(34)が14日、現役引退を発表した。

 マネジメント会社を通じて「ベストパフォーマンスができなくなる時が現役を終える時だと常々思ってきた。シーズンが終わって2カ月間、体の状態と照らし合わせ、それが今であると判断した」とコメント。12年間のプロ生活を終え「一瞬の悔いもなく終止符を打てる。感謝の念でいっぱい」とした。

 馬原は左膝を痛めた影響で、今季の登板は9試合のみ。球団から、今季年俸1億3500万円からの減額制限を超えるダウン提示を受け、自ら自由契約を選択していた。03年ドラフトの自由獲得枠でダイエー(現ソフトバンク)に入団した右腕は、07年に38セーブで最多セーブのタイトルを獲得。通算成績は385試合で23勝31敗、防御率2・83で、歴代7位の182セーブをマークした。

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