杉内 球界最大4・5億円ダウン、5000万円の単年契約でサイン

[ 2015年12月10日 17:35 ]

4億5000万円ダウンの推定5000万円でサインした巨人・杉内

 巨人の杉内俊哉投手(35)が10日、都内ホテルで契約更改した。

 今季年俸の5億円から、自ら減額を申し出る形で、4億5000万円減の単年5000万円プラス出来高でサイン。球界最大のダウン幅となった。

 4年契約の最終年だった今季は6勝に終わり、9月に右股関節の手術を受けていた。復帰への道に困難が待ち受ける難しい手術であることを理解し、自ら球団側に減額を申し入れた。

 現在は都内でリハビリ段階のため、患部の状態を考慮され、この日は球団事務所ではなく都内ホテルで交渉した。

 杉内は球団を通じ「今年はシーズン途中で戦線を離脱し、チームにとって4連覇のかかる重要な時期にまったく戦力になれなかったことを悔しく思います。今回の手術で来年は開幕からプレーできないことが確定している上、前例が少ない手術で、来年以降、どの程度のプレーができるか不明確だと思われても仕方のない状況だと感じています。そこで私から球団にお願いし、来年度については基本年俸をぎりぎりまで抑え、出来高で評価して頂くことで了解を頂きました。今回の手術、入院については球団からの全面バックアップを受けることができました。本当に感謝いたしております。もう一度、ファンの皆様、チームメートと球団の信頼を回復し、来年以降も巨人軍の背番号18に恥じないピッチングをお見せしていけるよう頑張っていきたいと思います」とコメントを出した。(金額は推定)

続きを表示

2015年12月10日のニュース