石井一氏、青木、福留が少年野球チームと対戦!FAカップ初開催

[ 2015年12月10日 09:00 ]

石井一久氏が協力して開催されるFAカップのポスター

 「よしもとドリームチーム」が万博にやってくる。吉本興業が12日、大阪府吹田市内にある万博記念公園野球場でFA(ふるさとアスリート)カップを初開催する。

 キングオブコントで優勝したコロコロチキチキペッパーズら野球得意芸人に加え、元大リーガーでスポニチ本紙評論家の石井一久氏(42)やマリナーズ・青木宣親(33)、阪神・福留孝介(38)らが関西の少年野球チームと軟式で対戦。参加する6人の現役、OBの過去最高年俸(推定、レートは当時)の合計は、福留の約11億円(11年カブス)を筆頭になんと総額約25億円。少年たちがスーパースターのプレーを生で体感できるビッグ企画だ。

 アンバサダーの石井氏は「ボクも1回投げますよ」と4月29日、ドジャースタジアムの始球式以来となるマウンドに立つことを宣言。関係者は「ポジションは分かりませんが、メンバー全員が必ず試合に出ます」と明かす。本来のポジションをシャッフルした“この日だけ”のシフトも期待できそうだ。

 今回参加するのは、大阪府軟式野球連盟が推薦した今年の近畿少年軟式野球大会優勝チーム・三井ヤンキース(寝屋川市)と強豪・門真クレイジーボーイズ(門真市)。2チームの勝者がドリームチームと5イニングルールで対戦する。

 現役引退後の14年から吉本興業契約社員としてスポーツマネジメントセクションで働く石井氏は「2、3回とつながるイベントにしたい。地域貢献しながら、スポーツ選手のセカンドキャリアにつながるものを」と土台づくりをにらむ。

 ヤクルト、米大リーグ・ドジャースなどで活躍した経験を踏まえ「人には持てない夢を持てた。ボクは信念もないし、頑固でもないけど、自分を信じてきた。自分が一生懸命、取り組めば状況を打破できるという自信はある」と穏やかな口調。夢の対決で子供たちに勇気を与える。

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