福留、黒田攻略に意欲 今季1勝5敗も自身は好相性「チームとして」

[ 2015年12月10日 05:30 ]

 阪神の福留孝介外野手(38)が9日、岐阜県大垣市内のゴルフ場で「がんばろう東北!東日本大震災復興支援 山崎武司チャリティーゴルフコンペ2015」に参加。前日に現役続行が決まった広島・黒田の攻略に意欲を見せた。

 「広島に残るということだけど嫌とばかりは言ってられない。今年やられた分、来年どういう風にして返していくか。個人だけでなくチームとして考えてやっていかなきゃ上にはいけない」

 今季チームは黒田にやられっぱなしだった。4勝を献上し、対戦した6試合は5敗1分け。そんな中で福留は18打数6安打(打率・333)、1本塁打、2打点と気を吐いた。日米通算でも139打数46安打(打率・331)5本塁打、15打点と好相性を誇り、「黒田さんから点を取ってないというわけではない。自分たちがミスをすれば負けてしまうということ。そういうことをしないのが大切」と苦手意識は全くない。

 藤井氏が引退し、来季は鶴岡とともに野手最年長となる。自覚十分の男は若手にも向上心を求めた。「上の人間がしっかり若手を引っ張り、逆に若手が上の人たちを抜くという気持ちを持ってくれればいい」。もちろん、自らは若手に負けないパフォーマンスを見せつけるつもり。来季も打倒・黒田のキーマンとなるのは間違いない。(柳澤 元紀)

続きを表示

2015年12月10日のニュース