ヤクルト 石川、自己最高タイ2億円でサイン「200イニング挑戦」

[ 2015年12月7日 19:28 ]

契約更改を終えて会見するヤクルト・石川

 チームトップの13勝(9敗)を挙げてヤクルトのセ・リーグ優勝に貢献した石川雅規投手が7日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、2千万円増の年俸2億円でサインした。2012、13年に並ぶ自己最高額となった。

 13勝は自己最多タイ。14年目の35歳で初めて優勝を経験し「優勝できないまま引退すると思っていた。目標だった」と笑顔で振り返った。一方で、日本シリーズで敗れた悔しさを強調し、3年契約の最終年となる来季に向け「もう一度、200イニングに挑戦したいし、14、15と勝って最多勝を目指したい」と貪欲に目標を掲げた。

 ロッテから移籍して3勝8敗にとどまった成瀬善久投手は現状維持の1億4400万円で更改。オフは石川と練習を行う予定で「来季が勝負になる」と巻き返しを誓った。

 久古健太郎投手は700万円増の3千万円、石山泰稚投手は300万円増の4100万円、新垣渚投手は200万円増の2800万円でサインした。(金額は推定)

続きを表示

2015年12月7日のニュース