オリドラ1吉田正 背番「34」をイチ「51」級“準永久欠番”に

[ 2015年12月5日 05:30 ]

仮契約を終えたオリックスのドラフト1位、吉田正は色紙に「頂」と書き、決意表明

 オリックスからドラフト1位指名を受けた青学大・吉田正尚外野手(22)が4日、福井市内のホテルで入団交渉し、契約金1億円、プラス出来高5000万円、年俸1500万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。

 背番号は憧れの大リーグナ・リーグ本塁打王、ナショナルズのブライス・ハーパー外野手(23)と同じ「34」を、希望通りゲットした。

 ハーパーは今季42発、打率・330をマークし同リーグMVPにも輝いた若きスーパースター。「全身を使って遠くに飛ばす。甘い球を見逃さず打って、チームの顔になっている。追いかけています」。同世代のカリスマと同じ番号でプレーできる喜びに目を輝かせた。

 大胆な野望も掲げた。「イチローさん(の51番)じゃないですけど34番といえば自分、という形になれば」と「34」を“準永久欠番”と言われる「51」クラスに育てる決意だ。「(数字は)3割、30本。名球会というか…長くやって名を残せれば」。色紙には「頂」と書いた。プロのステージで、頂点を極めて球史に残る名声を頂く。 (水口 隆博)

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2015年12月5日のニュース