東大「豚汁トレ」で勝ち点奪取だ 悲願達成へエネルギー摂取

[ 2015年12月5日 08:05 ]

 東京六大学野球リーグの東大が「豚汁トレーニング」で来季の勝ち点奪取を目指す。

 11月中旬から体重増量を目的とし、毎週土日に豚汁を作って練習の合間に食べ始めた。浜田一志監督は「寒いから体を温める意味もあるけど、今までよりさらに体を大きくしたい。反復練習するためのエネルギーを蓄えることも必要。彼らの年齢なら1日のカロリーを5000~6000とらなければならないが、今選手たちは4300くらい。足りない分をカバーできれば」と導入の理由を明かした。

 故障でフルメニューを消化できない選手ら3、4人で約100人前を作るという。黒田マネによると「すごい具だくさんで汁より具の方が多いくらい。野菜がたくさんとれるので、すごくいいですよ」。

 今季の東大は春に連敗記録を94で止め、08年以来となる年間2勝をマーク。左腕・宮台や正捕手の喜入らバッテリーが残る来年は02年秋以来の勝ち点も夢ではないだけに、豚汁パワーで悲願達成を狙う。

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2015年12月5日のニュース