広島本部長 黒田は「特別な存在」 誠意を持って慰留へ

[ 2015年12月2日 05:30 ]

広島の黒田

 広島の鈴木清明球団本部長は1日、去就が注目される黒田について言及し、球団にとって特別な存在との認識をあらためて示した。「彼のポジション(地位)は他の人間が入れるものじゃない。それくらいの存在」と明言。

 来週明けにも予定される会談で「年俸を提示し、交渉を始めたい。来季も現役を続けてもらいたいのが一番」とし、誠意を持って慰留に努める意向を明かした。

 黒田は家族の住む米国から11月下旬に帰国。会談が12月第2週まで伸びたことについて、過密日程をこなす鈴木本部長は右腕に対し「スケジュールが合わず申し訳ないと思う」と謝罪。「気持ちの整理がつくのに時間がかかると思う。私自身は(黒田の決断が)遅くなることに切迫感はない。必要があれば何度でも話をする」と語った。

 右腕は現役続行か引退かで熟考中。今季以上のモチベーションが見つかるか否かを、来季進退の判断基準としている。

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2015年12月2日のニュース