ヤクルト・村中 制限超える40%ダウン 8年ぶり1軍登板なし

[ 2015年12月1日 15:16 ]

都内の球団事務所で契約を更改したヤクルト・村中

 ヤクルトの村中恭兵投手(28)が1日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万円から1億円未満の減額制限(25%)を大幅に超える40%ダウンの来季年俸2400万円を受け入れ、サインした(金額は推定)。

 ここ数年は腰痛などのコンディション不良もあり、不本意な成績が続いていたが、今季は07年以来8年ぶりに1軍登板ゼロ。それでも昨年から痛めていた腰の状態が上向いた9月以降はブルペンでの投球に力強さが増した。背番号も入団から10年間背負っていた15から43に変更。「今年は1軍登板がなくて、チームは優勝して人一倍、悔しさはある。秋季練習では1200球ぐらい投げた。いい感じだったので、12月、1月もこの状態を維持して2月のキャンプに入りたい」と来季の巻き返しを誓った。1月は同僚の久古とともに自身初の海外となる米ロサンゼルスで自主トレを行う。

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2015年12月1日のニュース