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大谷、伝説の5冠馬シンザン銅像と初対面「無事これ名馬がベスト」

シンザンの銅像の前で記念撮影する(左から)大谷、白村

 無事これ名馬。日本ハム・大谷翔平投手(21)が27日、白村明弘投手(23)とともに応援大使を務める北海道浦河町を訪問した。1964年に戦後初のクラシック3冠馬となったシンザンが誕生した町で、谷川牧場内に建立されているシンザン銅像と初対面。今季最多勝、最高勝率、最優秀防御率の投手3冠に輝いた二刀流右腕は、伝説のサラブレッドのように飛躍を遂げる。

 芦毛のサラブレッドにまたがった大谷の目は輝いた。「(浦河町を回って)印象に残ったのはやっぱり馬。これまでにも乗馬は何回かしたことがある。(筋肉がしっかりしていて)きれいだった。それに可愛かった」。訪問中には鉛色の空から激しくひょうが落ちてくるハプニングもあった。それでも、岩手県生まれで寒さに慣れっこの21歳は「そんなに寒くなかった」と笑顔だった。

 浦河町内にある谷川牧場に建立されているシンザン銅像とも対面した。「ディープインパクト、キズナ、ハルウララ、サトノノブレスは知っている。オグリキャップの名前は聞いたことがある。でも、馬は詳しくないので、シンザンは知らないです」。競馬観戦も、馬券購入もしたことがない。それでも、伝説のサラブレッドの生きざまには興味がある。シンザンは64年に戦後初のクラシック3冠馬となり、翌65年には天皇賞・秋、有馬記念も制し、史上初の5冠馬となった。偶然にも3年目だった今季の大谷は15勝5敗、防御率2・24で最多勝、最優秀防御率、最高勝率(・750)で投手3冠。ならば、シンザンのように来季はさらなる飛躍を求めていく。

 大谷が逃したタイトルに、楽天・則本の215奪三振に19個届かなかった奪三振王がある。今季獲得した3部門に加え、来季こそ奪三振王を含めた4冠へ。さらにリーグ優勝に導けばMVP獲得も現実味を帯び「5冠」となる。「それだけ多くのタイトルを獲る選手がチームにいれば、優勝に近づくことになる」。入団してから一度も経験していない優勝の2文字をつかむためには、自らの投球が鍵を握っている。

 そのためにも故障なくローテーションを回ることは必要不可欠。昨季から右ふくらはぎのけいれんを6度起こし、今季は右手中指の血マメ、右足首をひねって途中降板したこともあった。「“無事これ名馬”という。それがベストだと思うけれど、これが難しい。とにかく今オフも基礎からしっかりと練習をしていく」。伝説のエースになる――。そんな志をシンザンの前で誓っていた。(横市 勇)

 ◆シンザン 1960年代に大活躍した競走馬で63年11月にデビュー。64年に皐月賞、日本ダービー、菊花賞を制覇し、戦後初のクラシック3冠馬となった。65年には秋の天皇賞、有馬記念にも勝ち、史上初の5冠馬に。その走りは「鉈(なた)の切れ味」と称された。19戦15勝で2着4回。引退後は種牡馬としてミホシンザンなどを出した。96年7月13日に死んだ。墓、銅像が浦河町の谷川牧場にある。

[ 2015年11月28日 05:42 ]

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