実松　現状維持でサイン　正捕手争いへ打撃でもアピールを

更改を終え会見する実松

　巨人・実松が東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸３７００万円でサインした。

　今季限りで３年契約を満了したベテランは、１３年に取得した海外ＦＡ権を行使せず残留。今季は２年ぶりの本塁打をマークしたものの、２２試合の出場にとどまり「自身自身は不完全燃焼だった。もっとできたなと思う年」と反省した。

　年明けには村田、長野、坂本らとグアムで自主トレに励む予定。小林、相川、加藤らとの正捕手争いへ「球界を代表するバッターから吸収できるところがいっぱいあると思う」と打撃面でもアピールを目指す。