マエケン　児童の“直球”に苦笑「大リーグ行っても戻ってきますか」

広島市立仁保小を訪れ、子どもたちと触れ合う広島・前田健（右）と飯田

　今オフのメジャー挑戦希望を再表明した広島・前田健が２６日、広島市南区の市立仁保小学校で子どもたちと触れ合った。球団と市教委が０１年から提携して実施する「Ｄｏスポーツ選手派遣事業」に菊池、田中、飯田とともに参加。６年生の３クラス１００人とキャッチボールやドッジボール、野球ゲームなどを楽しみ、給食もともにした。

　児童からの質問コーナーでは、自身の経験から夢を持つことの大切さを説いた。「大リーグに行っても、カープに戻って来ますか？」という“直球”に苦笑し、教師が「それはまた今度」と止めるシーンもあった。前夜は東京都内で開かれた「ＮＰＢアワーズ」に出席、早朝の航空機で広島に帰るハードスケジュールだったが、「すごく楽しめた。子ども達が喜んでくれる存在でありたいし、憧れる、応援してくれる選手であり続けたい」と笑顔で語った。