中畑氏 選手会設立振り返る「圧力があっても戦える組織が組合」

[ 2015年11月26日 09:20 ]

組合設立時の苦労話を語る中畑清氏(左)と原辰徳氏

日本プロ野球選手会社団35周年・組合30周年記念感謝祭

 感謝祭には、前DeNA監督の中畑清氏や元ヤクルト監督の古田敦也氏ら歴代の選手会長、理事長が出席。侍ジャパンの小久保監督や現選手会長の嶋(楽天)ら約300人が出席した。

 設立に尽力した初代選手会長の中畑氏は「横浜のホテルでシーズン中に、深夜まで会議した。圧力があっても戦える組織が組合」と語り、04年の球界再編で初のストライキを敢行した古田氏は「疲れたと言っている場合ではなかった」と振り返った。長年、事務局長を務めた松原徹氏が今年9月に死去。森忠仁事務局長代行は「選手を一番に考えることを忘れずにやる」と遺志を受け継いだ。

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2015年11月26日のニュース