大谷 則本、涌井から「うらやましい」も「あれはサービス」

[ 2015年11月26日 07:55 ]

表彰を受け降壇する大谷

NPBアワーズ

 投手部門3冠とベストナインに輝いた日本ハム・大谷はさらなる進化を目指す。勝利数、防御率、勝率でリーグトップに立ったが「このままで来年も15勝できるとは限らない」とオフの底上げを念頭に置く。表彰式には紺のベロア生地の三つぞろいスーツで出席。壇上で並んだ則本、涌井から「凄い球を投げる。うらやましい」と称賛されたが「あれはサービスです」と謙遜した。

 「来年も開幕戦で投げたい」と宣言した右腕だが、今季の成績には満足していない。登板試合数の22は則本、涌井の28に及ばず、投球回数も160回2/3にとどまった。投球回数は自己最多だが「まだチームに貢献できる。ベースとなる試合数を増やしたい」と話し、「今季の終盤くらいのペースで(来季は)序盤から投げたい」と、投手・大谷の出番増を狙う。

続きを表示

2015年11月26日のニュース