マエケンは「先発ローテの3、4番手」米メディア評価

[ 2015年11月26日 07:14 ]

笑顔でインタビューに答える前田健

NPBアワーズ

 広島・前田健のポスティング直訴を受け、米メディアも現地24日付で反応。CBSスポーツは特集で「先発ローテーションの3、4番手として、問題なく1年間投げ抜く力を持っている」と実力を評価した。

 「ポスティングされた当時の松坂、ダルビッシュ、田中のようなエース級の投手ではない」と分析した上で故障なく多くのイニングを投げ抜く先発投手に使われる「ワークホース」と表現。「決め球はないが、スライダー、カーブ、チェンジアップはみな平均レベルにある」とし、「私は前田が好きだ。メジャーで先発4番手が務まると思う。彼の制球力とスライダーを気に入っている」との匿名スカウトの談話も紹介した。

 今オフのFA市場には大物の先発投手が多く、トップランクのプライス(ブルージェイズからFA)、グリンキー(ドジャースからFA)らは総額2億ドル(約244億円)もの大型契約が見込まれている。広島がポスティングシステムを申請する場合の譲渡金は最大額2000万ドル(約24億4000万円)に設定されることが濃厚とし、それでも応札球団は現れると予想した。

 獲得に興味を示すレッドソックスの地元紙ボストン・ヘラルドも反応。「前田は選択肢になるかもしれない」との見出しで報じ、「トップランクのFA選手より安く獲得できるし、彼の方が若い」と今後の交渉の行方に注目を寄せた。

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2015年11月26日のニュース