侍J・大谷、韓国打線ねじ伏せた!7回1安打11K零封

[ 2015年11月19日 21:50 ]

<日本・韓国>5回無死、李大浩を見逃し三振に仕留め、雄叫びを上げる大谷

プレミア12準決勝 日本―韓国

(11月19日 東京D)
 国際大会「プレミア12」は19日、東京ドームで準決勝1試合が行われ、侍ジャパンは韓国と対戦。先発した大谷翔平投手(21=日本ハム)は初回から160キロをマークするなど立ち上がりからエンジン全開の投球で6回まで無安打投球。7回にこの日初安打を浴びたものの7回1安打11奪三振無失点の快投。2試合連続の2桁三振となった。

 初回1死から2番のイ・ヨンギュへ投じた3球目はワンバウンドのボールとなったが160キロを計測。続く3番のキム・ヒョンスへの初球は外角低めいっぱいに決まり再び160キロをたたき出した。変化球はやや抜け気味だったものの、剛速球で初回を三ゴロ、三ゴロ、空振り三振の三者凡退に抑えた。

 2回は先頭の李大浩(ソフトバンク)に死球を与えたものの、1死から二ゴロ併殺打に打ち取り3人で終了。3回は空振り三振2つを奪い三者凡退に抑え、4回1死からは5者連続三振。6回も三飛、二飛、空振り三振と危なげなく三者凡退に抑えた。

 7回は先頭のチョン・グンウに中前打を許したものの、後続を空振り三振、空振り三振、三ゴロに仕留めると、この回限りで降板。8回からは則本(楽天)が登板した。

 これまでの自己最速は14年7月19日のオールスター第2戦(甲子園)と同年10月5日の楽天戦(札幌D)でマークしたプロ野球記録となる162キロ。8日に行われた「プレミア12」の開幕・韓国戦(札幌D)では初回に161キロを出し、6回2安打10奪三振で無失点に抑えた。

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