DeNA ジャイアン白根獲得へ 争奪戦制し支配下登録選手で

[ 2015年11月17日 05:30 ]

12球団合同トライアウトでパワフルな打撃を見せた白根

 DeNAがソフトバンクの育成選手だった白根尚貴内野手(22)を支配下登録選手として獲得することが16日、分かった。近く発表される。

 ソフトバンクは来季も育成選手契約を結ぶ方針だったが、白根は他球団での支配下選手契約を狙って自由契約となり、10日に行われた12球団合同トライアウトを受験していた。

 トライアウトでは7打席で長打2本を含む3安打。「野手の中では一番目立ったつもり」と納得の言葉を残した。視察したDeNAの高田繁GMら球団編成は、スケールの大きい打撃を高く評価。複数球団が興味を示す中、争奪戦を制した。

 白根は開星時代に「島根のジャイアン」と呼ばれ、巨体のエースとして甲子園を沸かせた。11年ドラフト4位でソフトバンクに入団し、打力を買われて野手に転向。育成契約に変わった今季はウエスタン・リーグで打率・274、3本塁打だった。新天地での潜在能力開花が期待される。

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2015年11月17日のニュース