周平よ荒々しくなれ 中日・加藤新コーチ「結果を気にしすぎ」

[ 2015年11月15日 05:30 ]

 前日13日に着任したばかりの中日・加藤秀司チーフ打撃兼野手総合コーチ(67)が14日、高橋周をいきなり熱血指導した。

 社会人のジェイプロジェクトとの練習試合が雨天中止となりチーム練習に切り替え。ナゴヤ球場の室内練習場で各打者のフリー打撃を見つめ助言する中、唯一、名前を挙げたのが高橋周だった。

 「良いものを持っていると思うが、綺麗に打とうとしている。結果を気にしすぎなのかな」

 高橋周は11年ドラフトで1位入団。今季は51試合出場で打率・208、18打点など4年目が終わったが伸び悩んでいる。加藤コーチは自身と同じ左打者に「良い格好しなくても。荒々しくていい」と自身の現役時代同様、追い込まれるまでは積極的にフルスイングする姿勢を求めた。阪急時代に2度の首位打者、3度の打点王のタイトルを獲得するなど通算2055安打、347本塁打を誇る男が、中軸候補にエキスを注入していく。

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