メジャー選手も多数参加 世界屈指のレベル ドミニカウインターリーグとは?

[ 2015年11月10日 07:33 ]

台北市内の宿舎に到着した筒香

 初開催の国際大会「プレミア12」で8日の韓国との開幕戦(札幌ドーム)に快勝した侍ジャパンは9日、予選ラウンドB組の残りの試合が行われる台北に移動した。日本代表のクリーンアップを担うDeNA・筒香嘉智外野手(23)が今オフにドミニカ共和国で開催されるウインターリーグに参加することが分かった。日本人の主力選手が同リーグに参加するのは異例だが、筒香自身の強い希望で実現。プレミア12が終了後、異国の地で心身を磨く。

 ドミニカウインターリーグは毎年11月から2月にかけて開催される冬季リーグ戦。ドミニカ共和国の他、プエルトリコ、ベネズエラ、パナマ、メキシコの各地で行われ、各国の優勝チームが統一チャンピオンを決める「カリビアンシリーズ」に進出する。

 ドミニカウインターリーグは同国出身のメジャー選手が多数参加するため、世界屈指レベルとして評判が高い。96年には巨人・水野雄仁が参加。近年では今季2年連続日本一となったソフトバンクなどが選手を派遣している。他国は01年に伊良部秀輝がプエルトリコ、07年には野茂英雄がベネズエラのウインターリーグに出場した。

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