韓国主砲は16億円でメジャーへ 「最高の投手」大谷撃ちに闘志

[ 2015年11月8日 08:10 ]

打撃練習する朴炳鎬(パク・ビョンホ)

国際大会「プレミア12」予選ラウンドB組 韓国―日本

(11月8日 札幌D)
 侍ジャパンの脅威となる韓国の大砲に約16億円の値がついた。ポスティング・システム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指す朴炳鎬(パク・ビョンホ)内野手(29)の入札期間が終了し、最高入札額は1285万ドル(約15億8100万円)だったと7日、韓国メディアなどが報じた。

 日本の旧ポスティング・システムと同じ制度で、アジア人野手としては、00年にマリナーズ入りしたイチロー(現マーリンズ)の1312万ドルに次ぐ2番目に高い入札額。所属するネクセンは入札額を受諾し、今後は落札球団と30日間の独占交渉期間に入る。

 韓国球界初の2年連続50本塁打以上を記録した右のスラッガーは「うれしい。李大浩(イ・デホ)と2人でメジャーに行けることを楽しみにしている」と喜んだ。球団は10日にも判明するが、レッドソックス、ヤンキース、ブルージェイズなどが獲得に興味を示していたという。この日の練習でも強烈な打球を連発。開幕戦に向け「大谷は最高の投手。自分のコンディションはあまり良くないが、しっかり調整したい」と闘志を燃やした。

 ▼韓国・李大浩 大谷は素晴らしい投手なので失投を一発で仕留めるしかない。打席に立って感じたことをチームメートに伝えたい。優勝して(朴炳鎬と)一緒に(メジャーに)行けたら最高。

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2015年11月8日のニュース