荒木も浅尾も…中日 投打の主力が揃って1億円大台割れ

[ 2015年11月8日 05:30 ]

2200万円減の8800万円でサインした中日・荒木

 黄金時代を支えた投打の主力が揃って大台割れした。中日の荒木と浅尾が7日、名古屋市内で契約更改交渉に臨みともに2200万円減でサイン。8800万円の荒木は11年ぶり、9800万円となる浅尾は6年ぶりに1億円を下回った。

 「数字も出ていないしこれぐらいなのかなと思った。試合に出たり出なかったりで1億円もらっているのは引け目もあったし、肩の荷が下りた」

 97試合出場で15年ぶりに100試合に届かなかった荒木が淡々と話せば、36試合登板のみの浅尾も「ポンポン上がり過ぎていたし、下がって当たり前。どんな形でも抑えられる投手になれるように」と前を見据えた。

 山本昌、谷繁、和田、小笠原、朝倉が現役引退し川上も退団。世代交代の波が押し寄せる中、常勝軍団を支えたプライドにかけて、ともに完全復活を目指す。 (山添 晴治)

続きを表示

この記事のフォト

2015年11月8日のニュース