3回8Kマエケンに敵将太鼓判「大リーグでも通用する」

[ 2015年11月6日 05:50 ]

<プエルトリコ・日本>力投する先発・前田健

侍ジャパン強化試合 日本8―3プエルトリコ

(11月5日 ヤフオクD)
 前田健(広島)自身は大会後まで封印すると決めている話題に、敵将が触れてきた。「大リーグでも通用する」。マーリンズで監督経験を持つプエルトリコのエドウィン・ロドリゲス監督は、脱帽しながら言った。3回1安打無失点。9つのアウトのうち、実に8個を三振で奪った。打球が前に飛んだのは2度だけだった。

 将来的な大リーグ移籍の希望を球団に伝えており、ポスティング・システム利用をめぐる動向が注目される広島の大黒柱。ただ、今は小久保監督から託された侍ジャパンのエースの役割を果たすことしか頭にない。「(8三振は)自分のスタイルではないけど、いい形で三振が取れた。久しぶりの実戦。ゼロで抑えられて良かった」。圧巻の投球に、納得の笑みだ。

 初回先頭から4者連続三振。2回を完全で迎えた3回は無死走者なしからセットポジションを試す余裕も見せる。先頭のL・リベラの2球目には、右打者に対する新球として練習している縦に落ちるチェンジアップを披露した。そのリベラには左中間二塁打を許し、無死二塁とされたが、そこから3者連続三振。力の差を見せつけた。

 13年のWBC準決勝。相手は同じプエルトリコで、先発した前田健は5回1失点と好投しながら敗戦投手となった。3連覇が夢と消えた一戦だった。「凄く悔しかった。世界一への思いは強くなった」。同じユニホームを着た相手へ雪辱の快投を演じ、準備は整った。小久保監督は「予定通り、台湾での初戦(11日のメキシコ戦)にいかせます」と明言した。

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