【清原氏インタビュー3】「江川さんVS掛布さんのような選手を」

[ 2015年11月6日 10:29 ]

清原和博氏は親友の阪神・金本新監督にエールを送る

清原和博氏インタビュー3

 阪神の金本知憲監督(47)に、最高のエールが届いた。西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏(48)が金本監督に阪神を変革させる指揮を期待した。新監督となったアニキから「アニキ」と慕われるのが清原氏。球界全体の発展も思い、個性豊かな新スター育成を熱望した。(取材・構成 幡篤志、畑野理之)

 ――金本監督はアニキと称されるなど個性的な選手だった。金本監督に、そういう個性の強い選手を育ててほしいのではないか。

 「セの投手は打者の弱点を突き、パの投手は自信のあるボールで勝負する。だからパでは名勝負が多く生まれた。これからは勝っていくだけではファンの皆さんも納得しないでしょうし、昔で言う江川さん対掛布さんのような対決ができる選手を育ててほしい。体も心も頑強な選手をつくってスケールの大きい野球をしてほしいですね」

 ――巨人も高橋由伸、DeNAもラミレスと新監督を迎えた。

 「高橋は金本とは全く違うタイプ。僕も巨人OBなので、そっちが心配です。巨人と阪神が乱闘になったら、行くのかな…って。高橋監督が金本監督に突っかかっていくぐらいのところを見せてほしいですけどね」

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