【清原氏インタビュー2】清原氏「金本みたいな選手育てて」候補は清宮?

[ 2015年11月6日 10:27 ]

清原和博氏は親友の阪神・金本新監督にエールを送る

 阪神の金本知憲監督(47)に、最高のエールが届いた。西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏(48)がスポニチ本紙インタビューに応じ、今季で10年続けて優勝を逃した阪神を変革させる指揮を期待した。(取材・構成 幡篤志、畑野理之)

 ――清原氏から見て、金本監督はどんな男か。

 「僕がジャイアンツ時代に肉離れで苦しんでいる時に、関西のチーム宿舎に治療器具を持ってきてくれた。ホテルの中に入ってくればいいものを外で巨人ファンと一緒にずっと立っていて…。気遣いや心優しさも持ち合わせた男なんですよね」

 ――トレーニングなど共通点は多い。

 「あんなに激しいトレーニングをしていたのは後から知って、あそこまでのバッターになるとは思っていなかった。努力すればあんな選手になれるという、今のタイガースの選手には良い手本。骨折していてもホームラン打つ(※3)根性の持ち主ですからね」

 ――不安部分をあえて挙げるとすれば?

 「タイガースファンと関西のマスコミですかね…。あ、あった。片岡(篤史、打撃コーチ)ですね。阪神史上、最低のチーム打率をつくったバッティングコーチですからね(※4)。テレビの解説で黒田(広島)のフロントドアを“オープン・ザ・ドア”と言った男ですからね(笑い)」

 ――片岡コーチはPL学園の2年後輩で、清原氏の専門の打撃投手を務めていた。甲子園球場を本拠地とする阪神の打撃コーチは重責だ。

 「そういえば金本監督が広島からFAで阪神に移籍するときに相談されて、僕は反対した。不利な左打者が甲子園の浜風に勝てるのか…。見事なホームランを何本も打ちましたけど、金本監督は金本みたいな選手を育ててほしいですね」

 ――候補はいる?

 「2年後に清宮くんが入るのでしょうけどね。2年後はまだ金本監督ですよね?ドラフトで当たりクジを引いてもらって、長嶋監督と松井秀喜のような師弟関係が生まれるといいですよね。片岡コーチもきちんと指導してくれるでしょう」

 ※3 04年7月29日の中日戦(甲子園)で死球を受け、左手首軟骨剥離骨折。その後も右手一本でバットを振る荒業で、8月以降だけで9本塁打を記録。同年は113打点で初の打点王に輝いた。

 ※4 片岡氏が前回打撃コーチの12年に記録したチーム打率・236は球団最低ではないが、90年代ワーストだった91年の・237を下回った。ただし12年は“飛ばない統一球”の影響で投高打低で、リーグでは4位。

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