「3番・山田」が打線の鍵握る 小久保監督期待

[ 2015年11月4日 05:30 ]

打撃練習する山田

侍ジャパン全体練習

 打線のキーマンは3番・山田(ヤクルト)だ。「世界一を決める大会で走攻守すべての面で活躍できるよう頑張る」と話した山田について、小久保監督は「山田を3番でいこうかと思っている。彼がポイントになる」と語った。

 当初は、山田と同じくトリプルスリーを達成した柳田(ソフトバンク)を3番に予定していたが、左大腿骨の挫傷で代表を辞退。4番については「中田か中村(剛)のどちらか」と含みを持たせた指揮官が、勝負強さとチャンスメークが求められる3番構想を固めた。その上で坂本や松田の状態が良ければ、大会の中で山田を1番にする構想もある。いずれにせよ、山田が打線の鍵を握る。

 山田はこの日、二塁の守備で警戒な動きを見せ、フリー打撃では35スイングで7本の柵越えを放った。「日の丸を背負っているので、気が引き締まった。3番だからといって緊張するとかはない。心を一つにして臨みたい」と力強かった。

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2015年11月4日のニュース