ヤク山田 侍で世界一の二塁手に!日本Sの悔しさ晴らす

[ 2015年10月31日 05:30 ]

クラブハウスを訪れた山田

 ヤクルト・山田哲人内野手(23)が、侍ジャパンの一員として出場する初開催の国際大会「プレミア12」(11月8日開幕、日本、台湾)に照準を切り替えた。ソフトバンクと戦った日本シリーズは史上初の1試合3本塁打を記録した第3戦の勝利のみで、1勝4敗で敗退。日本一を狙ってきたその目を、世界一を争う舞台へと移した。

 日本シリーズの激闘終了から一夜明け、荷物整理のため神宮クラブハウスを訪れた山田の視線はもう、次なる戦いを見据えていた。

 「スタメンで出ると思うし、昨年と違って二塁手で出ると思う。結果を出して“山田を選んでよかった”と思われるようにしたい」

 侍ジャパンの一員としての姿もすっかり板についてきたが、今回はさらに責任の重さを感じている。昨秋の日米野球や今年3月の欧州代表戦は打力を買われての起用が続き、守備では一塁を守ることが多かった。しかし、二塁手のライバルだった広島・菊池は今大会ではメンバーから外れた。日本シリーズ中のヤフオクドーム。解説のため訪れていた小久保裕紀監督から直接「頑張ってくれよ」と声を掛けられた。期待の大きさを肌で感じ「二遊間という大事なポジション。打つだけでなく守備も大事なので、ミスをしないようにしたい」と意気込んだ。

 唯一の心配は食事面だ。台湾は12年オフにアジア・ウインターリーグ参加のため訪問した経験があるが、「あまり好きじゃなかった。食事とか難しくて、日本食ばかり食べていました…」と顔をしかめる。それでも初代王者となった日本チームの一員として、打率・358の成績を残した。約1カ月の滞在だった3年前とは違い、「プレミア12」では10日ほどの滞在。「日本食で乗り切ります」と苦笑いだった。

 プロ5年目の今季、史上初の同一シーズンでの本塁打王、盗塁王獲得を果たし、3割30本30盗塁の「トリプルスリー」を達成した。数々の記録を打ち立てた大躍進のシーズンを終え、今度は日の丸を背負って暴れ回る。 (町田 利衣)

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