負傷で欠場の内川 歓喜の輪で遠慮がち「あれがベストメンバー」

[ 2015年10月30日 05:30 ]

<ヤ・ソ>涙ぐむ内川(左)と抱き合う工藤監督

SMBC日本シリーズ2015第5戦 ソフトバンク5-0ヤクルト

(10月29日 神宮)
 今シリーズを欠場したソフトバンクの主将・内川も、ユニホーム姿で歓喜の輪に加わった。

 ナインと抱擁を繰り返しながら、表情はどこか遠慮がちだった。「このメンバーの中でやりたかった。(李大浩らを)代役というのは失礼。あれがベストメンバーだと思う」。14日に行われたロッテとのCSファイナルS第1戦で、左翼ファウルゾーンへの飛球を追ってフェンスに激突。CS終了後の検査で左肋骨骨折が判明した。医師に「どうしても出たい」と懇願したが、最後は工藤監督に「後は仲間に託そう」と説得され出場を断念した。自分が不在の中で、チームは日本一連覇を達成。思わず漏らした「うらやましかった」の言葉は本音だった。

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