ソフトバンク、和田&ムネリンW獲りへ 日本復帰なら条件面で圧倒

[ 2015年10月30日 06:20 ]

和田(左)と川崎

 ソフトバンクが、カブスを戦力外となった和田毅投手(34)の獲得へ調査を本格化することが29日、分かった。ヤクルト、阪神など国内他球団も調査しているが、和田が日本球界復帰を決断すれば、条件面で圧倒する古巣復帰が最有力だ。

 日本一連覇を果たしたが、戦力補強の手は緩めない。今季は大隣が左肘手術で先発は右投手中心だった。国内通算107勝の和田が加われば先発左腕不足が解消されるだけでなく、野球に対する真摯(しんし)な姿勢や経験などチームへの影響も大きいと判断した。

 和田はソフトバンクから海外FAを行使し、12年からオリオールズでプレー。14年からカブスで今季1勝に終わった。プレーオフ地区シリーズの出場メンバーから漏れた際に「中継ぎやマイナーでもいいから米国にいたいと思うのか、それとも日本に戻りたいと思うのか。今はまだ冷静に考えられない」と話したものの、関係者によると日本球界復帰も視野に入っているという。

 また、ブルージェイズの川崎宗則内野手(34)へ獲得オファーを出す方針も固めている。背番号52はまだ空き番号として残しており、日本球界復帰ならば好条件を提示するのは間違いない。

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2015年10月30日のニュース