ソフトB、今季初神宮でナイター練習 工藤監督「しっかり準備」 

[ 2015年10月26日 20:05 ]

神宮球場でナイター練習を行った工藤監督。笑顔でインタビューを受ける

 プロ野球のSMBC日本シリーズ2015は27日、神宮球場に舞台を移して第3戦(午後6時15分開始予定)が行われる。両チームは26日、神宮球場に移動し、ヤクルトは先発投手陣が調整し、ソフトバンクは全体練習で備えた。

 勢いに乗るパ・リーグ覇者のソフトバンクは午後5時半すぎからナイター照明の中で約2時間半、全体練習に臨んだ。工藤監督は「二つリードしているからと言っていては駄目。この試合(を勝つ)と考えるのがベスト」と気を引き締めた。

 今季はヤクルトとの交流戦が本拠地ヤフオクドームで行われたため、初めての神宮球場となる。第3戦に先発予定の中田ら投手陣がマウンドの傾斜などをチェックし、野手が打球の見え方やグラウンドの状況などを把握しながら汗を流した。

 リーグで首位打者に輝き、トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成しながら、シリーズ2試合で1安打にとどまっている柳田はフリー打撃の後にロングティーもこなし「しっかり振り込んだので塁に出られるようにしたい。勝ちたい」と意気込んだ。

 ▼ソフトバンク・工藤監督の話 周りは圧倒していると言うかもしれないが、そんなことはない。選手もコーチも危機感を持ってやっている。神宮では今季は試合をしていないのでナイター照明など球場のことを確認した。しっかり準備して戦う。

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2015年10月26日のニュース