ソフトB、連勝発進でV率76%!内川の代役4番・李大浩V弾

[ 2015年10月25日 22:08 ]

<ソ・ヤ>6回1死、中村晃(手前右)の右越えソロに喜ぶ工藤監督

日本シリーズ第2戦 ソフトバンク4―0ヤクルト

(10月25日 ヤフオクD)
 プロ野球の日本一を決める日本シリーズは25日、ヤフオクドームで第2戦が行われ、ソフトバンクが連勝を飾った。打線が李大浩の先制2ランなどで4点を奪えば、先発バンデンハークは8回3安打無失点と圧巻の投球を披露した。過去の日本シリーズで連勝発進したチームの優勝確率は76%。第3戦は27日、舞台を神宮に移して行われる。

 24日の第1戦に続き、ソフトバンクが4回に試合の主動権を握った。先頭・柳田が四球で出塁すると、肋骨骨折で欠場の内川に代わって4番に入る李大浩が左翼ポール際に豪快な先制2ラン。前夜も0―0の4回に松田の先制ソロから6者連続安打で3点を奪い快勝につなげた打線が、この日も一発で流れを呼び込んだ。

 6回には1死から中村晃の右越えソロ。さらに今宮の中前打などで1死一、二塁から福田がバットを折りながらも右翼線適時打を放って突き放した。

 先発・バンデンハークは抜群の安定感でリードを守った。2回には畠山、雄平、バレンティンを3者連続三振に仕留めるなどヤクルト打線を封じ込め、8回を109球、わずか3安打、7奪三振の無失点。今季レギュラーシーズン、CSファイナルS、そして日本シリーズと、公式戦で無傷の11連勝を飾った。

 投打がしっかりかみ合って、本拠地で連勝発進。過去の日本シリーズで連勝スタート(△○○を含む)は33度あり、優勝したのは25度とV確率は76%に上る。2年連続の日本一へ、工藤ソフトバンクが最高のムードとともに敵地に乗り込んで行く。

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