日本ハム 矢野&大野が残留へ そろって国内FA権行使せず

[ 2015年10月25日 09:30 ]

日本ハムの矢野(左)と大野

 日本ハム・矢野謙次外野手(35)と大野奨太捕手(28)が国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留することが24日、分かった。12年以来のリーグ制覇を狙う来季へ向け、球団は必要な戦力として強く残留を要望していた。

 矢野は巨人時代の5月にFA権を取得し、6月にトレードで移籍。ロッテとのCSファーストS第2戦(札幌ドーム)で決勝打を放つなど随所に勝負強さを発揮したが、8月には25打席連続無安打と不振も経験した。既に親しい関係者には「栗山監督に恩返ししたい」と話しており、球団への恩義が最大の決断理由となった。9月にFA権を獲得した大野は今季右肘痛で出遅れたが、捕逸はパ・リーグの規定守備試合数をクリアした捕手では最少の1。定評のある守備力で投手を支えた。

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2015年10月25日のニュース