ヤクルト中村が得た2つの収穫 デホの駆け引きと松田の決め打ち

[ 2015年10月25日 10:10 ]

<ソ・ヤ>初回2死、左前打を放つ柳田。捕手は中村

日本シリーズ第1戦 ヤクルト2-4ソフトバンク

(10月24日 ヤフオクD)
 敗戦の中で何を得るか。対戦が少ない相手と戦う日本シリーズでは重要なテーマだ。ヤクルトの正捕手・中村は「感じた部分はたくさんある。次のリードに生かしたい」と話し、2つの具体例を挙げた。

 まずは初回だ。李大浩は1ボールから2球目の変化球に対し、直球一本に絞って豪快に空振り。一転して3球目は、同じ変化球を引き付けて右翼線に「軽打」して二塁打とした。追い込まれる前ながら、主砲が見せた変幻自在な対応に「駆け引きがうまいことが分かった」と話した。

 4回の松田のソロもある意味で「収穫」だ。1ボール1ストライクから投じた直前の3球目は内角に食い込むスライダー(判定はボール)。しっかり腰を引かせたが、直後の4球目、決して甘いコースではない外角低めシンカーに踏み込んできた。中村は「球種を絞られた。反省したい」と「決め打ち」への警戒をより強める意向を示した。

 ここ数日、ソフトバンクの各打者の研究に時間を費やし、CSを含む全146試合の映像を見てきた中村だが「どれだけ映像を見ても、実際の対戦で“誤差”は出てくる」と話していた。3番の柳田は5打数1安打に抑えた。4番の李大浩、5番の松田の「傾向」を新たなデータとして加え、第2戦に臨む。 (山田 忠範)

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