阪神・金本監督、球児に興味「こちらとしてはウエルカム」

[ 2015年10月24日 05:47 ]

07年9月8日、巨人戦で9連投の熱投を見せ、阪神を9連勝に導いた藤川球児(右)を祝福する現役時代の金本監督(左はバッテリーを組んだ矢野氏)

 阪神の金本知憲監督(47)が23日、四国アイランドリーグPlusの高知を退団した元阪神の藤川球児投手(35)に興味を示した。すでに球団側は同投手がレンジャーズを自由契約となった今年5月に続いて今オフも獲得に動く方針を確認しているが、新指揮官も「一度会ってみたい」と初めて言及した。猛虎が火の玉投手の獲得へ本腰を入れる。

 チーム再建に燃える金本新監督が、かつてのチームメートに興味を示した。前日22日のドラフト会議ではヤクルトとドラフト1位で競合した高山(明大)を見事、引き当てるなど6選手の獲得に成功。一夜明けたこの日、新指揮官は早くも次のターゲットに目を向けた。藤川について初めて言及したのだ。

 「また新しい気持ちで心機一転、一から日本の野球にチャレンジするのであれば欲しい選手。こちらとしてはウエルカム」

 球団は藤川が大リーグのレンジャーズを自由契約になった今年5月にも獲得を目指していたが、交渉は不調に終わった。

 藤川は古巣ではなく、地元でプレーすることを決断し、独立リーグの高知ファイティングドッグスに入団。先発、リリーフとして6試合に登板して2勝1敗、防御率0・82の成績を残した。9月には今季限りで退団を正式発表。今季最終戦となった9月17日の試合後には今後について「(今後も)練習もしっかりやっていきたい。先のことは何も…」と白紙を強調していた。

 一方で球団は功労者である藤川に対して熱視線を送り続けた。高知入団後も編成担当を派遣して調査を継続した。すでに今オフも獲得に乗り出す方針を固めている。ただ、ヤクルトも調査を続け、藤川に強い興味を示しており、争奪戦は必至の情勢となっている。

 藤川は05年に中継ぎとして80試合に登板。フル回転して最優秀中継ぎ投手に選ばれるなど、リーグ優勝に大きく貢献した。指揮官も以前から「JFKがいなかったら優勝はなかった」とウィリアムス、藤川、久保田に敬意を示していた。条件が整えば、「一度会ってみたい」と直接会談にも前向きな姿勢を見せる。

 早ければ球団は今月中にも藤川サイドに再オファーを出すとみられる。今季は38歳の福原、37歳の安藤が奮闘。若手が伸び悩み、ベテラン勢に依存したチーム状況の中で3位に終わった。現時点では呉昇桓の来季去就も白紙となっているだけに、藤川の動向に注目が集まる。

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