山田、14年ぶりの頂点へ自覚十分「ありのままにいきます」

[ 2015年10月24日 05:30 ]

敵地での開幕に向け熱の入った練習をする山田

日本シリーズ第1戦 ソフトバンク―ヤクルト

(10月24日 ヤフオクD)
 14年ぶりか、球団史上初の連覇か――。日本一を決めるSMBC日本シリーズ2015は24日、ヤフオクドームで開幕する。「トリプルスリー対決」で注目されるヤクルト・山田哲人内野手(23)は日本一を宣言。一方のソフトバンク・柳田悠岐外野手(27)は山田を褒めちぎるなど本音を隠した。

 敵地での前日練習を終えた山田の表情は穏やかだった。フリー打撃など約2時間にわたって汗を流すと、無数のカメラのフラッシュを浴びながら口を開いた。

 「意外と緊張していないです。今のところいつも通り。ここまできたら日本一になりたい。しっかり結果を出して、ヤクルトの日本一に貢献したいです」

 相手はレギュラーシーズンで90勝を挙げ圧倒的な力でパ・リーグを制した強敵。交流戦では1勝2敗と負け越したこともあり「強いというイメージ。いいイメージは持っていない」と話す。それでも、14年ぶりの頂点へ、史上初めて本塁打王と盗塁王に同一年で輝いた23歳の活躍は欠かせない。「ありのままにいきます。自分のプレースタイルをすれば大丈夫だと思う」と自覚は十分だ。

 注目の集まる柳田との「トリプルスリー対決」には「気持ちだけは負けたくないというのはあるが、実際は…」と謙遜した。柳田が山田を「ホメ殺し」にしていたことを伝え聞くと「思っていないでしょう!柳田さんはオーラも出ているし体も一回りデカい。柳田さんの方がすべて上回っています」と、こちらもべた褒めで応戦した。

 2人の対決を盛り上げるべく、両球団は24日からコラボグッズを発売する。Tシャツ(税込み3500円)やハンドタオル(税込み800円)など4種類。手にした山田は「凄くいいですね。買ってください」とご満悦だった。

 3割、3本塁打、3盗塁の日本シリーズ版「トリプルスリー」を達成した選手は過去不在。「無理っしょ」と後ろ向きだったが、この男なら不可能とは思えない。「なかなかできない経験。重圧もかかると思うが、負けない活躍をしたい」と誓い、今季最後の戦場に立つ。 (町田 利衣)

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