広島 ドラ1岡田、期待の背番17「広島を熱くしたい」

[ 2015年10月24日 05:30 ]

緒方監督(左)から指名あいさつを受け、ガッツポーズする大商大・岡田

 広島からドラフト1位指名された大商大・岡田明丈投手(22)が23日、来季の開幕ローテーション入りと2桁勝利をぶち上げた。指名あいさつに東大阪市のキャンパスを訪れた緒方監督、川端編成グループ長から背番号「17」を提示された大学ナンバー1右腕。シャイな性格でもマウンドでもひょう変、「広島を熱くしたい。新人王を目指したい」との宣言が頼もしく響いた。

 運命のドラフト会議から一夜明け。大学の玄関で緒方監督、鞘師スカウトら一行を出迎えた岡田は、がっちり握手をかわすなり精悍(せいかん)なマスクをキリッと引き締めた。最高のステージへの挑戦。直々の指名あいさつを受け、緊張感を隠せなかった。

 「うれしいです。実感がわいてきました」

 この席では即戦力の誉れ高い逸材に対し、川端編成グループ長から背番号「17」が提示された。79、80年の連続日本一に貢献した山根和夫や、大竹寛(巨人)ら実力派右腕が背負った番号。球団の大きな期待を、岡田自身も感じ取っている。

 「活躍し、期待に応えられるよう頑張りたい」

 シャイな性格で言葉数は多くない。プロ野球はテレビ中継を含めて「あまり見ていない」とし、球場での観戦数も「片手ぐらい」。対戦したい打者にソフトバンク・柳田を挙げた程度で、憧れの投手もいない。ただ、プロ1年目に向けた意気込みは実に力強かった。

 「開幕ローテーション入り? もちろん、そのつもりです。それ以上の成績を残し、広島を熱くしたい。2桁勝って、新人王を目指していきたいと思います」

 東京から広島への帰途に新大阪で途中下車し、自らの意思で右腕のもとを訪ねた指揮官は「1軍が目標ではなく、開幕ローテを勝ち取る気持ちでやってほしい」と激励。「口数は少ないけど、オドオドしていない。マウンドでは落ち着いた投球をしてくれるんじゃないかな。カープ女子にも人気が出そう」と印象を口にした。

 岡田にはその前に、ひと仕事が待っている。第46回明治神宮大会関西地区第1・第2代表決定戦(31日~11月3日、大阪市南港中央野球場)。大商大は31日の初戦で京都学園大と当たり、勝ち上がれば巨人1位指名の桜井を擁する立命大と、第1代表の座を争う。

 「投げ合ったことはないと思いますが、絶対に負けたくない。関西を1位で突破し、神宮大会で優勝したい。自分が投げる試合は全部勝ちたいと思っています」

 大学4年のリーグ戦では春秋6勝ずつを挙げ、目下13連勝中のMAX153キロ右腕。全国制覇を手土産として赤ヘルの一員になるつもりだ。 (江尾 卓也)

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