ヤクルト反対で予告先発は実施せず 日本シリーズ監督会議

[ 2015年10月23日 17:39 ]

監督会議を終え握手を交わす工藤監督(左)と真中監督

 日本シリーズの監督会議が23日、ヤフオクドームで行われ、3年ぶりに予告先発を行わないことになった。先発が全て右腕になる見込みのソフトバンクの工藤監督が「パ・リーグではやっていたので取り入れたい」と提案したが、左腕もいるヤクルトの真中監督は「うちは投手の関係があるので、やらない方向で」と反対した。

 さらに工藤監督は「じゃんけんで決めましょうか?」と食い下がったものの、両チームで合意に至らず、予告先発は行わないことになった。

 ▼ソフトバンク・工藤監督の話 今のところそんなに緊張していない。いろいろシミュレーションを自分なりにしている中で、しっかりと試合を組み立てて、みんなが100パーセント近くを発揮できるようにしたい。ヤクルトは勝負強さを持っている。

 ▼ヤクルト・真中監督の話 いよいよ始まるなという感じ。今年うちがやってきた野球がどこまでソフトバンクに通用するか楽しみ。一球一球粘り強く戦えば勝機はあると思う。まずは先発投手が粘って試合をつくることが一番大事になる。

続きを表示

2015年10月23日のニュース