巨人・堤GMが秋季練習で訓示 賭博問題、選手も危機感

[ 2015年10月23日 17:19 ]

 野球賭博問題で揺れるプロ野球巨人の堤辰佳ゼネラルマネジャー(GM)は23日、川崎市のジャイアンツ球場で始まった秋季練習で主力選手らに訓示し「厳しい状況になっているのはご承知の通り。それをはね返せるように。皆の取り組み方が見られている」などと呼び掛けた。

 新たに2選手の関与が発覚後、1軍が集まるのは初めて。選手会長の村田修一内野手は「しっかり考えないといけない。自分たちの中でしっかり整理して、反省して、自覚を持って行動しないといけない」と問題の拡大に危機感をにじませた。球団側は再発防止に向けた取り組みを行う方針を示しているが、村田選手会長は選手会としても集まる機会があれば再発防止を訴える考えを示した。

 主将の坂本勇人内野手は「今後、絶対にあってはならない。選手同士で意識を持ってやる」と責任感を口にした。指導する側の川相昌弘ヘッドコーチは「球団としてやれることもあるけど、グラウンド外のプライベートはそれぞれのこと」とモラル向上を求めた。

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2015年10月23日のニュース