中日ドラ１小笠原　目標は“伝説”山本昌「超えるくらいやりたい」

中日から１位指名を受けた小笠原

プロ野球ドラフト会議

（10月22日）
　目指すはレジェンドだ。同じ左腕で神奈川出身の左腕・山本昌が引退したばかりのチームに１位指名を受けた甲子園優勝投手の東海大相模・小笠原は「山本昌さんはプロで長くやられて尊敬している。超えるくらいやりたい」と力強く宣言した。

　表情一つ変えずテレビモニターを見つめる中、外れ１位の指名選手発表前にドラフト会場で機材トラブル。県岐阜商・高橋の外れ１位で会議開始から４８分後にようやく指名を受け「まだかなと思ってもの凄く緊張した。やっと指名していただいてうれしい」と笑みを浮かべた。

　中日には善行中と湘南ボーイズの先輩、高橋周や森野ら東海大相模ＯＢも多く在籍しており「顔を知っている選手がいるだけで心強い」。故障していた左肘の回復も順調で先週からはブルペン投球も始めた最速１５１キロ左腕は「真っすぐで抑えたい。１年目から試合に出て新人王を獲る」と頼もしかった。